一般的な思考の持ち主なら、転職する(または仕事を辞める)際は、次の仕事が決まって精神的にも金銭的にも安心出来る状態になってから、転職する(または仕事を辞める)のが最適だと思っています。
しかし、本当にそうでしょうか?
メモ
今回の記事は次のような人に読んでもらいたいと思いました。
・転職しようか考えているけど、次の仕事決まっていないけど大丈夫かと不安な人
・次の仕事決まっていない状態で、辞めるとどうなるのか心配な人
今回は、「次の仕事 決まってないけど辞めるのは危険?転職活動に集中できるからむしろOK」と題して、
次の仕事が決まってないけど辞めるのが問題無い理由、その場合のメリットとデメリット、
また、現代では転職サービスを利用しないで転職するのは、航海の方法も知らずコンパスを持たないあなたがたった1人で大海原にいるのと同じで、転職エージェントを利用した方が確実に成功する理由5つについてもお伝えします。
次の仕事が決まってないけど辞めるのはアリ?結論:全然問題無し
そのそも、あなたが「次の仕事 決まってないけど辞める」ということで考えているのは、
なり振り構ってられず、今すぐにでも辞めたいと思うほど、
現状の仕事や待遇に満足していないということですよね。
仕事を辞めたいと思う理由は人によって様々でしょうが、
・残業が多すぎてブラック
・社内の人間関係
・仕事内容が合っていない、やる気が出ない
・最初就職した時と社内環境や経営状態が変化した
などの理由でしょう。
私の場合は、サービス残業当たり前、頻繁に土日出勤も有という会社だったことがあって、このままでいいのだろうかと思って、転職を決意しました。
しかし、そんな時思うのは、勢いだけで辞めてしまって大丈夫だろうかと?
でも、結論からすると、あなたに合った仕事につけてしまうので大丈夫です。
ポイント
私自身も、一切、次の転職活動をしないまま、前職を辞めてしまったことがあります。
それでも、何とか自分の希望する職に転職することが出来ました。
そこに至るまでには、10社程度には書類を送り面接も受けて、最終的にその中の1社で働くことが決まりました。
後に利用する事になる「転職エージェント」からは、ちょっと転職するには遅い年齢だと言われながらも。
私が辞めた時は、多少の貯金があったのと少しばかりの退職金が一応出ることは社内規定を読んで分かっていたので、とりあえず、失業給付金(失業手当)が出るまでは何とかやり繰りできるだろうという算段があってのこと。
注意ポイント
もし、貯金など先立つものが無く、本当に勢いだけで辞めてしまうと、
自己都合退社の場合は、失業給付金(失業手当)が出るまでの3か月間、お金に困ってしまう可能性があるので、それは止めた方が良いです。
お金が無くなってきて焦って、「この仕事でもいいか?」と安易に転職を決めるのは、あなたの将来にとっても良くありません。
日本では長い人生の中でも、転職を5回も10回もする人は稀なので、
せっかく前職を辞めて転職するならば、
「次の仕事」は何がしたいのか、何に向いているのか?どんな職場環境で仕事をしたいのか、今伸びている業種は何なのか?
じっくりと分析し、自分も見つめ直して、後悔の無い転職をしましょう。
また、前職から次の仕事に移る際に、ある程度の『まとまった時間』が取れるということは、
例えば、1週間ほどの旅行に行って自分をリセットしたり、メンタル面で気持ちを切り替える上でも非常に重要です。
日々忙しく社会人として働いていると、ふと立ち止まる時間、自分と向き合う時間が取りずらいので、
そういった意味でも、次の仕事が決まってないけど辞めてしまっていいと思います。
ポイント
『じっくり考える時間』を作るためには、仕事をしながらでは「ない方」が好都合です。
大丈夫な理由1:現在の求人市場は売り手市場
一般的に、「1回目の転職は28歳までに」と言われています。
ただこれも、正直何を根拠にしているか不明です?
40歳を過ぎると、さすがに未経験とか、全くの異業種とかは難しいかもしれませんが、それでも40歳過ぎて転職を成功させている人は、現代では結構の割合います。
一昔前の日本では終身雇用が大半でしたが、現代は人が流動するのは当たり前という認識に変わっています。
また、ベビーブーム世代の大量退職やしばらく続く少子化などの影響により、基本的には人手不足の時代です。
特に、飲食関係、トラックドライバー、介護士や建築業界など重労働や長時間労働の仕事を中心に、アルバイトを確保することすら難しく、積極的に海外の人材を取り入れようという動きにまでなってきています。
ちなみに、
ポイント
『有効求人倍率』というのは、公共職業安定所(ハローワーク)に来ている求人数と求職者数を元にしているだけなので、職安に提出されていない求人(非公開求人含)を含めると実際にはかなりの数に上ります。
過去35年間の有効求人倍率の推移を示しているのが次のグラフです。
さすがに、バブル崩壊後と、リーマンショック後は過去最低レベルまで下がっていますね。
そして、2020年初頭から始まった新型コロナウイルス蔓延の影響は大きく、やはり有効求人倍率は下がっていますが、それでも1倍を割っていません。
参照:厚生労働省各種統計調査
ところが、ここからさらに職種別に細かく見ていくと、建築土木関係の求人倍率が6.35倍であるのに対し、事務職の求人倍率は0.33倍と求職者数の数を大幅に下回っています。
職種によって求人倍率にこれだけ開きがある事はとても重要なので知っておいてください。
そして、あなたが希望する職種と世間の『不況度合い』によっては、
再就職が非常に厳しい戦いになる場合もあるので、
会社を辞めるタイミングを見計らう(時期が来るまで辛抱する)ということも頭に置いといて下さい。
また、昨今では即戦力となる人材を中途採用する会社も増えている為、リクルートなどの人材紹介会社や転職エージェントを利用する人も多いと思います。
そんな場合は、doda転職求人倍率レポート(2021年7月)を見ると、人材紹介サービスでの求人倍率が分かります。
doda転職求人倍率レポート(2021年7月)によると、コロナ渦でも求人倍率は2倍を超えています。
各職種ごとに細かく求人倍率が載っているので、あなたが転職したい職種がどのぐらいの求人倍率なのか確認してみると良いと思います。
これで、あなたが次に転職する分野をしっかりと選ぶことが「どれだけ大切か」理由が分かったと思います。
大丈夫な理由2:転職活動でやるべきことが膨大だから
在職中にしろ、離職後にしろ、いざ転職活動をするとなったら、様々なことをしなければなりません。
・今までやってきた仕事の棚卸
・自分の得意分野/強みなどの分析
・キャリアプランの再設計
・企業研究/分析
・履歴書の作成
・職務経歴書の作成
・面接対策
・面接準備にかかる時間、面接会場(会社)までの往復時間と交通費など
これだけあります。
もしあなたが『定時で帰れるような仕事』に付き、日々の負担がそこまで重くないなら、在職しながら転職活動をすることも可能かもしれませんが、
この膨大な作業量と時間を、あなたは在職中のまま、残業や休日出勤続きの疲れ切っている体と頭でやる気になりますか?
正直かなりしんどいと思います。
大抵の経営者(社長さん)が言っています。
「重要な決断は朝に行った方が良い。」
だから、重要な仕事ほど、彼ら経営者は朝早いうちに処理してしまいます。
在職中の場合は、仕事以外の空き時間、寝る前とか休日、有休にやらなければなりません。
相当の負担が掛かることは目に見えています。
35歳以上は慎重に。転職年齢限界説は本当?
転職するなら、20代から30代前半のうちと言われています。
その理由は、簡単、年齢に比例してある程度のお給料や仕事の役割(課長やリーダー/マネジャーなど)が求められるからです。
また一般論として、若い人と違って、新しいことをどん欲に吸収するとか、四の五の言わずにやるとかは、それまでの経歴やプライドもあり、なかなか難しくなってきます。
これらのことから、ある程度の年齢が行ってから、「実績なし」「未経験」などでは雇いづらいというのが、採用する側の本音です。
但し、これを逆手に取ると、しっかりとした強みを持っていて、実績やキャリアを積んできている人ならば、年齢関係なく転職できる時代ですし、
自分から手を上げなくても、スカウト(引き抜き)が来る場合(ハイキャリア転職)も有ります。
もし、年齢がネックになってくると予想される場合は、早急に今の仕事を辞めるのではなく、現職を続けながら転職活動を行う方が安全でしょう。
但し、どうしても「もう辞めたい」という劣悪な環境に身を置いている人は、さっさと辞められるように副業収入を得られるような、就職と「違う動き」も並行して行う必要があるかもしれません。
今の時代本業以外でも、ネットビジネスなどで収入を得ることは普通に可能です。
大企業ですらリストラが横行するこの時代、副業収入を持つことは、リスク回避の方法として、すごく有効です。
中には、副業収入の方が本業の収入を上回ったので、本業を辞めてしまう人までいます。
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次の仕事が決まってないけど辞めるデメリット
精神的・金銭的余裕
一番大きいと言っても良いかもしれませんが、誰しもが心配する「安定」。
次の仕事が決まっていないのに辞めるということは、
次の仕事決まるかなぁ?
また貯金が少ない状態で、会社を辞めてしまうと、転職先決まらなかったら、お金が足りなくならないかな?
と心配になるはずです。
精神的・金銭的な心配を抱えた状態で、次の仕事を探さなければならないので、
特に、物事悲観的に考えるタイプは、就職活動自体辛くなってくるので、慎重に決断した方が良いでしょう。
対して、何とかなるさと考える楽観タイプの人は、次の仕事が決まっていないのに辞めるという決断をしてもそのメンタルが支えてくれるので全然大丈夫です。
でも、何とかなっちゃうのが、人生なんです。
焦りが先行して、妥協する可能性がある
一番心配なのが、焦りが先行して「この会社でいいや。」と妥協して決めてしまうことです。
特に金銭的に厳しくなってくると切羽詰まってきて、さすがにこれ以上続けられないなぁと、妥協して決めてしまいがちです。
そうならないためには、ある程度「短期集中」で動くことと、ある程度の蓄えがあったうえで辞めること、そして、書類選考や面接で落とされても、くじけないメンタルが必要です。
マイナスイメージを持たれやすい?
次の仕事が決まらないうちに、前職を辞めてしまうということは、よっぽど嫌なことがあったんじゃないかと思われてしまい、印象が悪くなると思っていませんか?
でも、一般的には、在職しながら転職活動を行うこと自体がかなり大変なコトは、企業側も重々承知しています。
そのため、休日に面接を設定してくれる会社もあり、あなたにとってはありがたい反面、
その会社は、実際のところ「休日出勤も有り得る」会社=就職した後が大変かもしれない?という判断材料にもなるので、相手の会社を判断する上でも大事です。
また、人には色々な事情があるので、退職した後に転職活動をすることは別に悪いことではありません。
ポイント
企業側があなたに求めるのは、あなたが会社にどういった貢献をしてくれるのか?この点しかありません。
次の仕事が決まってないけど辞めるメリット
一番メンタルが楽
特に、仕事のプレッシャーや上司からのパワハラ、ブラックな勤務体系など抱えて仕事をしていると、日常的に気が休まる時がありません。
私も仕事のプレッシャーなどから、一時期、朝会社に行く時間になると嘔吐(吐き気)を繰り返すようになっていた時期がありました。
これも会社を辞めた原因の一つです。
自分では、精神的には病んでいない、何とか頑張っているようでも、実は体には様々な反応(サイン)が現れてきます。
体や精神を壊す前に、そんな仕事とはおさらばしましょう。
もし、そのまま続けていればそのうち倒れてしまうかもしれません。
次の仕事が決まってなくても、仕事を辞めてしまえば、そのようなストレスの元は断ち切ることが出来ます。
私は仕事を辞めてほっとしたからか、非常に気が楽になり、嘔吐(吐き気)も止まりました。
就職活動に専念出来る
次の仕事が決まってないけど辞めてしまう一番のメリットが、
あなたが望むなら、仕事を辞めた後の『時間すべて』を就職活動(企業研究など)に専念出来るという点です。
つまり、あなたがその気ならば、かなりの『短期集中』で次の就職を決めることも可能なので、全力投球で1ヶ月も転職活動すれば、決まるケースも多いでしょう。
反対に、在職しながら転職活動を行うと、『時間の絶対量』が取れないので、最低でも3~4か月掛かるのも普通です。
前の会社に気兼ねする必要が無い
次のメリットとして、
現在勤めている会社がブラック過ぎると、それこそ転職活動のために平日の有休なんか取らせてもらえないでしょうし、
下手したら、何かに理由を付けて会社を辞めさせてもらえないかもしれません。
現実問題として、だったら損害金や違約金払えとか訳分からない事言ってくる超ブラックな会社もあるそうで、そのようなことから最近ではスムーズに会社を退職する&残業未払金の請求をするために「退職代行サービス」まで出てきています。
現在、退職したいのに困っている方は、弁護士法人みやびの退職代行サービスなどの退職代行会社(または弁護士)を利用すると良いです。
この例は極端でしたが、普通の会社でも平日に有休取って面接行くなどは、やはり気兼ねしてしまいます。
しかも、それで何社も応募するので、有休取る理由も色々とあの手この手と変えなければならず、そんなことを続けているうちに「アイツ最近転職活動しているんじゃ?」とバレてしまうかもしれません。
また、責任感の強い人では仕事の引継ぎもキチンとしなければと、中々転職活動も進まないかもしれません。
一旦会社を辞めてから、次の会社の就職活動を始めれば、誰彼にとやかく言われることは無く、スッキリとした気持ちで就職活動を行うことが出来ます。
人生のロングバケーションも可能
会社に勤めながらだと、さすがに1か月単位での長期の休暇を取ることは難しいです。
でも、次の仕事を決めずに会社を辞めてしまえば、辞めた翌日からあなたは時間的には完全に自由です。(出来れば多少のお金の自由もあるとなお良い)
直ぐに、就職活動を始めなければならない理由はどこにもありません。
辞めて、1ヶ月ぐらいタイに旅行に行ったり、大抵の国では3か月以内ならビザなしで滞在できるので、海外に長期滞在して、新たに海外就職や海外で暮らす道を模索しても良いかもしれません。
最近では、フリ―ランスの人を中心に、オランダ移住が流行っているそうです。
現代では、日本で再就職するだけが人生の選択肢ではありません。
離職中ならば即採用が決まる場合も有り
いい人材がいたらいつでも大歓迎と、中途採用を長期的に行っている大企業などもありますが、
就職(転職)とは基本的にはタイミングです。
ポイント
相手企業側では、大抵は『すぐに人が欲しい』から募集を掛けています。
これを在職中のまま転職活動を行っていると、新しい会社での採用が決まったとしても、前の仕事の引継ぎがあるからとか、有休消化してからとか言っていると、すぐ2か月先、3か月先まで伸びてしまいます。
直ぐに来れないんだったら、別の人に採用が流れてしまう可能性だってあります。
この点では、離職中ならば、ほとんどの場合、採用後、即働きに来てもらえるので、企業側としても有りがたいのです。
実際、私の経験では、採用決定後、2週間後には新しい会社で働き始めています。
この早い引越しの秘密は、前の住居の契約が半月分残ったまま、新居を新たに契約。住まいの移行期間を設けた結果可能になりました。
半月分家賃が無駄になりますが、それでも解約違約金(賃貸物件では、解約の1か月前迄には通知せよと規定されている為)を払うことも無く、引越しも近県への引越しだったため、段階的に行えば、掃除もキチンと出来て、敷金の戻りで半月分の家賃は相殺出来てしまいます。
これぐらい、すぐ動ける体制を作っておくことは大事です。
次の仕事が決まってないけど辞める場合に、ポイントとなるのは転職活動のやり方
前職の経験を活かし、同一業種・職種に転職
一般的に多くの人が考えるのが、
前職の経験を生かせる「同一業種・職種」に転職することです。
ただこれをすると、
例えば、昔の同僚が取引先(プライム)の会社に転職。いつの間にか上から指示される関係になったりと結構面白い?気まずいことも起こります。(私の身の回りで起こったリアルな話です。)
このように、同業他社で更なる上を目指すというのもアリだと思います。
何よりこれまでの経験が生かせ、即戦力として期待されますからね。
「同一業種・職種」への転職は、わりかし短期間で余裕で決まると思います。業界によっては求人倍率が異常に高く、人材の奪い合いなので。
よっぽど前職の「業種・職種」が嫌でなければ、この選択をすべきでしょう。
未経験OKの業種にチャレンジ
あなたの現在の年齢にもよりますが、まだ20代なら、未経験に飛び込むのも全然アリです。
最近では、プログラマー界隈の人材が不足しているので、未経験でも全然就職できてしまいます。但し、職業訓練的にスクール等で基礎を身に着けておく必要はありますが...
また、現在急速に伸びている新しい分野やスタートアップなども採用に積極的なので、未経験OKというところもあります。
必ず転職エージェントを利用する
なぜ利用した方が良いのか、その理由についての詳細は、次項で詳しく紹介しますが、
あなた一人で情報を得るのと、転職エージェントが持っている情報量には、雲泥もの差が存在しています。
転職とは、簡単に言うと「情報戦」です。
ポイント
あなたが知り得る企業の情報の量と、あなたが企業に与える情報量(価値)が多ければ多いほど、転職に成功(マッチング)する確率は高くなります。
異性と付き合うのと一緒です。相手の事を知らな過ぎると、こんな男(女)だと知らなかった。もう無理とかなりますよね。
しかし、だからと言って、あなたは必要以上に大きく見せる必要はありません(=転職してから苦労しますので)が、自分を上手にアピールすることは大切です。
転職エージェントは、膨大な数の様々な人を見てきた経験から、あなたにあった職種や上手なアピールの仕方を教えてくれます。
次で、詳しく見ていきましょう
次の仕事を速く決めるために、転職エージェントを活用すべき5つの理由
あなたが次の希望する仕事を出来るだけ速く見つけたいときにしなければならないことは何でしょうか?結婚出来る相手を探す時もそうです。
答えを一言で言うなら、『PDCA』を速く回すこと。
その為にはあなた一人では非効率なので、転職エージェントを是非利用しましょう。結婚相手の場合は、合コンやお見合いパーティー、結婚相談所なんかですね。
理由1:求人数が多い&非公開求人多数
今の時代、転職エージェントを利用しないと、「あなたの知らない世界」があってもそれに気が付かないのと一緒です。
doda転職求人倍率レポート(2021年7月)を見るまでもなく、人材紹介サービスを利用すれば、公共職業安定所(ハローワーク)に来ている数の「2倍」の求人案件にアクセスすることが出来ます。DODAでは、常時8約
また、『非公開求人』と呼ばれる一般には公開されない、ある会社の人材紹介サービスだけに「内々」で知らされる案件もあります。リクルートエージェントでは『非公開求人』だけで10万件も持っているそうです。
なお、人材が欲しい会社と人材紹介サービス会社の関係によって、持っている「非公開求人」の案件や数も違うので、いくつかの人材紹介サービスに登録した方が良いでしょう。
しかも、「転職希望者側は無料」で利用できるので、転職エージェントを利用しないという選択は有り得ません。
理由2:自分だけでは分からない第三者の視点で分析してくれる
あなた自身で、前職でやってきた仕事を「棚卸し」して分析することももちろん大事ですが、自分だけでは見えない、また気が付かない視点というものを他人は持っています。
第三者である人材紹介サービス会社の担当者やエージェントに、客観的にあなたの事を判断してもらい、アドバイスを貰えるというのは、転職する際にどれだけ大きな武器になるでしょう。
自分では気が付かなかった、前職の分野から応用分野への転職などは、まさに目からうろこです。ここが中々自分だけでは気が付かないんですよね。
これこそが、色々な分野に精通、色々な転職者を見てきている、人材紹介サービス会社の転職エージェントの強みです。
また、応募書類や職歴書の書き方、面接のポイントやコツまで教えてもらえます。
自分をブラッシュアップするためにも、是非利用して下さい。
理由3:自分では知り得ない企業の詳細情報、内部情報まで教えてくれる場合有り
企業研究する際に、自分で調べたりネットで調べるだけでは、出てくる情報に限界があります。
人材紹介サービス会社では、人材紹介サービス会社だから知り得る企業の詳細な情報から、特に非公開求人においては、社内事情がこういう状況で急にプロジェクトが立ち上がったから、人材を急募しているとか、かなり深い情報まで知っている場合も多いです。
あまり情報を取らずに転職したら、実際は聞いていた仕事内容と違う、こんなはずじゃなかったとならないためにも、
しっかりと確かな情報を得ることは最も重要です。
「敵を知り己を知れば100戦危うからず。」とは、まさにこのことです。
理由4:面接日程、給与条件など相手先会社との調整を代行してくれる
意外と馬鹿にならない、応募する会社との調整・連絡のやり取り。
あなたが1社だけ狙い撃ちで応募、即採用ならいいですが、通常、転職希望者は数社~場合によっては数十社も受けます。
それをいちいち、すべてあなた自身で調整連絡していたら大変です。
あなたの希望を伝えれば、その情報を参考に、面接の日程や給与・待遇条件など細かい所まで調整を代行してくれます。
また、もしあなたの採用が決まった時に、違う会社の方が良いのでその会社は辞退したいという場合は、すごく言いづらいですよね?
このような時も、やんわりと断るコツや代行も行ってもらえます。
このように、色々な調整事項をやってもらえるだけでも、時間の削減になるのでかなり助かります。
理由5:最近では、特定分野・業種特化型の転職エージェントサービスが登場している
転職エージェントサービスというと、一般的には様々な職業「全般を取り扱っている」場合が思い浮かぶと思います。
「DODA(デューダ)」や「リクルート」、エン・ジャパンの「エン転職」とか。
しかし、最近では分野・業種特化型の転職支援サービスが増えています。
医師や看護士特化は元より、薬剤師特化、IT系エンジニア特化、ものづくりエンジニア特化、
果ては、「ワーキングママ」特化、「ファッション、ブライダル」業界特化まで、専門性と利用ユーザーごとに細かくなっています。
あなたが何らかの特化した業界で働いているなら、
これら各専門の転職エージェントサービスを利用した方が、より深く情報が得られ、希望する職種・業種で働くことが可能になります。
そういった理由からも、転職サービスを利用した方が、「絶対に良い」です。
転職エージェントサービス3選
今の人手不足の時代、転職希望者だけでなく、企業側も転職エージェント(人材紹介会社)を活用して、良い人材を集めようとしています。
ポイント
・会社自体は素晴らしいものやサービスを作っているのに、知名度が低くて、人が集まらない。
・スタートアップの為、知名度が全くない
・特定の転職エージェントにしか「非公開求人」を出していない
とか様々な理由で、企業側も転職エージェント(人材紹介会社)を利用しています。
このような事から、あなた一人の力では探すことのできない企業も世の中には数多くあるので、だから、転職するときに転職エージェント(人材紹介会社)を利用必要があるのです。
ここでは、おすすめの転職エージェントを」3つ紹介します。
20代の転職サポートに強い「20代の転職相談所」
多分初めての転職になるであろう、20代の人に向けて、転職の不安や疑問点についてしっかりとサポートしてくれるのが、その名も「20代の転職相談所」です。
また、今後のキャリア形成についてのアドバイスも充実しています。
紹介している求人については、担当者が実際企業に出向いて職場環境や待遇条件などを調査したうえで、求職者に紹介できると判断した企業のみ厳選して取り扱っており、
ブラック企業を選んでしまうなどの、転職で失敗する可能性はかなり低く抑えることが出来ます。
転職のプロによる転職活動サポート「DODAエージェントサービス」
転職サービス大手でも知られる「DODA」。
求人数は10万件以上とかなり多く、あなたが希望する求人を見つけやすいと思います。
また、企業からオファーが届くスカウトサービスを利用すると、
在職中のまま、オファーが来るまで待っていれば、そのまま現職で仕事は継続できるので手間が掛からず便利です。
登録すると、あなた専任のキャリアドバイザーが付き、あなたの転職を強力に後押ししてくれます。
技術系なら、ものづくりエンジニア転職"No.1"の【メイテックネクスト】
私は、過去に「ものづくり系」の技術部門で働いていたので、転職の際にはもちろん「メイテックネクスト」を利用し、一つの選択肢として活用しました。
ものづくり業界で「メイテック」と言って知らなかったら、そいつはモグリです。
というほど、技術系の派遣では人数の多さ、研修制度、福利厚生の充実さなどで最も有名な会社です。
「メイテック」の場合は技術系の派遣という形態ですが、「メイテック」では正規雇用(正社員)なので、客先に技術派遣され、契約期間1年とかで終了になっても、また次の派遣先で新たな仕事を経験できます。
また、客先に派遣されていない期間は社内研修となりますが、正社員なのでその間も給料がきちんと支払われます。
その為、メイテック社員の平均給与は600万円を超えます。
客先は自動車・電機関係を始め一流企業が多いのも特徴で、ものづくりエンジニアとして色々な技術を吸収し、レベルアップしたい、管理職にはならず定年まで現場技術者として働きたいという人にもおすすめです。
もちろん、メイテックの社員から、派遣先の正社員に転向している方も多くいます。
まとめ
今回の内容をもう一度、要点だけまとめます。
転職する場合のヒント
1.求人市場は現在売り手市場(人手不足)
2.業種・職種によって、求人倍率は10倍以上も違う
3.同じ業種・職種なら転職し易く、かつキャリアが高められる
4.転職エージェントを利用しないのは、戦い方を知らずに戦いに行くのと同じ
今回の記事が、皆さんが、自分らしさを取り戻せることを。また望む自分に一歩でも近づけるヒントになれば幸いです。
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