やっぱり、WEBサイトやブログをやるなら、その狙ったキーワードで検索順位【10位以内】(1ページ目)を目指したいですよね。
今回は「グーグル検索順位が10位以内と10位圏外では、これだけアクセス数が違う!」と題して、
グーグル検索順位が10位以内(1位~10位)の場合と、10位圏外(11位以降)の場合で、
どれだけアクセス数が違ってくるのか、SEOツールの実例をもとに紹介します。
サイトへのアクセスがなかなか増えないとお悩みの方は、この記事の内容をしっかりと頭に入れて下さい。
この記事を読めば、どれだけ10位以内に入ることが重要なのかが、実感してもらえると思います。
グーグル検索順位が10位以内(1~10位)のアクセス数割合(シェア)
ここでは、もしあなたが、総検索需要数(総PV数)のうち、1位から10位まで各順位の時に、総PV数のうちの何%が取れるのかについて、詳しく分析してみたいと思います。
今回使う、キーワード検索数チェックツールは、国産の「aramakijake.jp」と海外産の「Uber suggest(ウーバーサジェスト)」の2種類です。
それぞれのツールに、検索数のデータに違いがあるのかも含めて、比べてみて下さい。
キーワード検索数チェックツール 「aramakijake.jp」
例1:検索キーワード「グーグル」
やはり、「Google」先生、結構検索回数多いですね。
順位 | Google予想PV数 | 全体のPV数に対する 割合(Google) | Yahoo予想PV数 | 全体のPV数に対する 割合(Yahoo) |
総PV数 | 1,464,000 | 100% | 366,000 | 100% |
1位 | 619,272 | 42.3% | 154,818 | 42.3% |
2位 | 174,509 | 11.9% | 43,627 | 11.9% |
3位 | 123,562 | 8.44% | 30,890 | 8.44% |
4位 | 88,279 | 6.03% | 22,070 | 6.03% |
5位 | 71,150 | 4.86% | 17,788 | 4.86% |
6位 | 58,414 | 3.99% | 14,603 | 3.99% |
7位 | 49,337 | 3.37% | 12,334 | 3.37% |
8位 | 43,627 | 2.98% | 10,907 | 2.98% |
9位 | 41,431 | 2.83% | 10,358 | 2.83% |
10位 | 43,481 | 2.97% | 10,870 | 2.97% |
1位~10位までの合計 | 1,313,062 | 89.69% | 328,265 | 89.69% |
1位~3位までの合計 | 917,343 | 62.66% | 229,335 | 62.66% |
つまり何が言いたいかというと、
ポイント
1位~3位のトップ3だけで、総PV数の約63%も占めている。
そして、総PV数の約9割(89.69%)が1位~10位で独占させられてしまう。
⇒残りのおこぼれ10%を11位以下で細々と分け合っている。
これが10位以内に入らないといけないと言われる理由です。
Uber suggest(ウーバーサジェスト)
Uber suggest(ウーバーサジェスト)の場合も使い方は非常に簡単です。
英語のサイトなので、初期表示は英語になっていますが、画面左上のココ(下の画像参照)にマウスを持っていくと、
言語の切り替えが出来るので、日本語を選べばサイトが日本語化されるので、問題無く使えます。
あとは、検索窓に調べたいキーワードを入力するだけ。
すると、キーワード「グーグル」で月間「150万」もの検索ボリュームがあることが分かります。
さきほど使った国産の「aramakijake.jp」の検索結果が「146万4千」だったので、そんなにかけ離れていないですよね?
しかも、下にスクロールすると、Uber suggest(ウーバーサジェスト)では、
キーワード候補はもちろん、コンテンツ候補、この場合は「現代メディア」、「ビジネスインサイダー」、「ブルームエナジー」の各コンテンツ等が、
さらには、左サイドバーにある「キーワード候補」をクリックすると、
このように、キーワード「グーグル」の関連キーワード、「グーグルマップ」とか「グーグルアナリティクス」など複数表示されるので、
気になる「グーグル」のところの検索結果ボタンをクリックすると、詳細が確認できます。
そのキーワードでランキングに入っているのが、1位~10位までに、どのサイトのどんな記事がランクされているか(リンク先を開くと該当記事まで見れる)、流入見込み(PV数)と共に確認することが出来ます。
この「グーグル」の予想PV数と計算した割合を、先ほどの国産の「aramakijake.jp」の数値と比較してみましょう
順位 | 予想PV数 (aramakijake) | 全体のPV数に対する 割合(aramakijake) | 予想PV数 (Uber suggest) | 全体のPV数に対する 割合(Uber suggest) |
総PV数 | 1,464,000 | 100% | 1,500,000 | 100% |
1位 | 619,272 | 42.3% | 455,999 | 30.4% |
2位 | 174,509 | 11.9% | 243,000 | 16.2% |
3位 | 123,562 | 8.44% | 145,950 | 9.73% |
4位 | 88,279 | 6.03% | 98,849 | 6.59% |
5位 | 71,150 | 4.86% | 70,350 | 4.69% |
6位 | 58,414 | 3.99% | 50,699 | 3.38% |
7位 | 49,337 | 3.37% | 38,399 | 2.56% |
8位 | 43,627 | 2.98% | 29,550 | 1.97% |
9位 | 41,431 | 2.83% | 22,499 | 1.50% |
10位 | 43,481 | 2.97% | 16,950 | 1.13% |
1位~10位までの合計 | 1,313,062 | 89.69% | 1,172,245 | 78.15% |
1位~3位までの合計 | 917,343 | 62.66% | 844,949 | 56.33% |
これを見ると分かるのが、
ポイント
ツール独自の計算式(アルゴリズム)に基づいて算出しているため、使うツールによって推定値も多少変化するという点です。
「aramakijake」と「Uber suggest」では、
①1位と2位に割り当てられる配分に大きく差がある。
(1位:42.3%vs30.4%、2位:11.9%vs16.2%)
②7位~10位は、Uber suggestの方が1%前後も推定値が低い。
③1位~3位までの合計及び1位~10位までの合計の配分も異なる。
(1位~3位:62.66%vs56.33%、1位~10位:89.69%vs78.15%)
などの事が分かります。
ここで、なぜ数値が違うんだ!と言っても始まらないので、あくまで傾向を見るために利用しましょう。
どちらでも、1位~3位だけで半数(50%)以上を独占、1位~10位で8割近くを占められてしまうというポイントだけ押さえれば十分です。
仮にどんな他のツールを使っても、これが1位~3位だけで20%、1位~10位で50%程度とか、大きくかけ離れたとんでもない結果になることは無いでしょうから。
やはり、10位以内に入ることの重要性に変わりは無いようです。
さて、他に「Uber suggest」には、Googleの検索画面で見るように、1位から順に実際どんな記事がランクインしているのか確認できる機能があります。
試しに、4位に入っているこのサイトの記事がどんなのか確認してみるには、赤枠で囲った小さいボタンを押すと、
リンク先の記事が開いて、どのような内容の記事か読むことが出来ます。
画像引用元:k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1322373.html
さらには、こっちの方をクリックすると、
4位にランクされている「ケータイWatch」というサイトが、サイト全体としてどの程度のアクセスがあるサイトなのか、
この場合、サイト全体では、約174万PV(月間オーガニックトラフィック)もある巨大なサイトであることが分かります。
そりゃ、「グーグル」という1つのビッグキーワードだけで月間9.8万PVもアクセス稼いでいる(推定値)のですから。
そしてそして、
そのサイトで、アクセスを稼いでいるトップ10ぐらいまでの記事が何なのか、また強いキーワードは何なのかまで
詳細のサイト分析までできてしまうので、競合サイトを丸裸にすることまで可能です。
但し、
ポイント
非常に便利で高機能な反面、無料プランで検索出来る回数は、『1日に3回』までと厳しく制限されています。
また、無料プランでは、かなり深いところまでは、教えてもらえず、色々と制限が掛かります。
ちなみに、私は有料プランを購入済みなので、ログインして同じように検索掛けると、
先ほどは表示されなかった「ソフトバンク プラン」以下のキーワードについても数値が見れるようになっています。
機能を十分に発揮してストレスなく使うには、有料プランの購入が必須となってきます。
グーグル検索順位が10位以内と10位圏外のアクセス数の違い。
検索順位が10位(10位以内)と11位(10位圏外)の場合のアクセス数(PV数)の違いを見てみましょう。
キーワード検索数チェックツール 「aramakijake.jp」
例1:検索キーワード「グーグル」
順位 | Google予想PV数 | 全体のPV数に対する割合(Google) | Yahoo予想PV数 | 全体のPV数に対する割合(Yahoo) |
10位 | 43481 | 2.97% | 10870 | 2.97% |
11位 | 9662 | 0.66% | 2416 | 0.66% |
10位と11位の差 | 33819 | 4.5倍 | 8454 | 4.5倍 |
ポイント
Google、Yahooそれぞれで、何倍アクセス数が違うでしょうか?そうです、10位と11位では『4.5倍も違う』んです。
この差、おっきく無いですか?たった順位が1番違うだけで、4.5倍ですよ。
これが、しきりに誰もが、『10位以内を目指せ』と言われるゆえんです。
ちなみに、9位より10位の方がアクセス数が若干多いのは、検索画面の一番下部に10位が来るため、目に留まりやすくなり9位よりは若干高くなるということだそうです。
例2:検索キーワード:関連語「グーグルドライブ」
次は、さっきグーグルで検索した時に、関連語として「グーグルドライブ」があったので、関連語の検索数を調べてみましょう。
また同じように、分析してみましょう。
順位 | Google予想PV数 | 全体のPV数に対する割合(Google) | Yahoo予想PV数 | 全体のPV数に対する割合(Yahoo) |
10位 | 3920 | 2.97% | 980 | 2.97% |
11位 | 871 | 0.66% | 218 | 0.66% |
10位と11位の差 | 3049 | 4.5倍 | 762 | 4.5倍 |
やはり、Google、Yahooそれぞれで、10位と11位で『4.5倍も違い』ました。
例3:検索キーワード:関連語「グーグル翻訳 精度」
今度は「グーグル翻訳 精度」と言う単語で調べてみます。
今度はだいぶ検索需要が少ないキーワードのようです。
分析してみると、
順位 | Google予想PV数 | 全体のPV数に対する割合(Google) | Yahoo予想PV数 | 全体のPV数に対する割合(Yahoo) |
10位 | 5 | 2.97% | 1 | 2.38% |
11位 | 1 | 0.595% | 0 | 0.00% |
10位と11位の差 | 4 | 4.99倍(約5倍) | 1 | - |
この例のように、検索需要が少ないキーワードでは、10位以内と11位では、そもそもアクセスが、『有るor全く無いか』の境目、「DEAD or ALIVE(生か死か)」ほどの差が出る結果となっています。
ここまでデータを見てきて分かる通り、
ポイント
予測ツールは、『ある数式』に基づいてアクセス数の割合(パーセント)が計算されているに過ぎません。
Uber suggest(ウーバーサジェスト)
Uber suggest(ウーバーサジェスト)の場合は、1位~10位、11位~20位、21位~30位といったように、10毎に区切られているので、
【次】のボタンを押せば、下位のランクが見ることが出来ます。
また、【前】のボタンを押せば、さきほどの1位~10位の画面に戻ることも出来ます。
さて、
10位と11位のアクセス数(流入見込み)の差を比較してみると、
順位 | 予想PV数 | 全体のPV数(150万PV) に対する割合 |
10位 | 16950 | 1.13% |
11位 | 3162 | 0.211% |
10位と11位の差 | 13788 | 5.36倍 |
となり、「aramakijake」の4.5倍よりも差が大きく出ていることが分かります。
グーグル検索順位が10位圏外(11位~50位以降100位まで)の場合のアクセス数
「aramakijake」では、検索50位まで調べられます。
この時、キーワード「グーグル」でみた場合、
アクセス数は、
順位 | 予想PV数 | 全体のPV数(146万4千PV) に占める割合 |
1位 | 616272 | 42.1% |
10位 | 43481 | 2.97% |
11位 | 9662 | 0.66% |
20位 | 4392 | 0.30% |
30位 | 2481 | 0.169% |
40位 | 1505 | 0.103% |
50位 | 1021 | 0.0697% |
のように、順位が下がるごとに獲得できる割合も減っていきます。
11位で既に全体の1%以下しか取れないですからね。厳しい~!
50位では「1万分の7(7/10000)」とかですよ。
同様に「Uber suggest(ウーバーサジェスト)」では、
例1:キーワード「グーグル」の場合、71位まで
例2:キーワード「グーグルマップ」の場合、97位まで
のように、キーワード毎に何位まで表示されるかは変わりますが、
ツールの仕様としては、検索順位100位まで表示することが出来ます。
ビリの方の順位に至っては、流入見込みがなんと「150万分の1」という凄まじいことになっています。
最後にまとめ
今回の記事の内容まとめ。
ポイント
やるなら、トップを目指せ!だめでも10位以内。
この一言に尽きます。
今後の回では、じゃあ具体的に検索順位を上げるにはどうしたらいいのか?などについての技術的解説も、その都度紹介していきます。
ご期待ください。
では、また次回。
画像引用元及び参考:検索数、順位ごとのアクセス数を予測するツール aramakijake.jp
画像引用元及び参考:無料キーワード提案ツール UbersuggestでSEO対策
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