ブログやサイトを運営している皆さん、これからサイトの運営を頑張ろうという方、サイトの検索順位チェックって行っていますか？
「グーグルで検索して順位チェックしてるけど。」
「グーグルアナリティクスやサーチコンソールは見ているけど。」
正直それでは、不十分です。
なぜなら、サイトやブログを運営する上で、集客の柱となるのは何ですか？
ポイント
それは、GoggleやYahooなどの検索エンジン経由の訪問が80~90％前後を占めているという現実です。つまり、検索エンジンで何位にランクされているかが、アクセス数を大きく左右する超重要な要因となります。
メモ
『検索順位チェックを制するもの、サイト運営を制する！』（下町ロケ〇トで聞いたようなセリフですが．．．）
と言っても過言ではありません。
今回は、「検索順位チェッカーRank Trackerの料金と無料プランを解説。GRCとの比較表有」と題して、それほど重要な検索順位をチェックするためのツール、検索順位チェッカー「Rank Tracker」の料金と無料プランについて、
それぞれのプランで出来ること＆違いと、有料プランの料金制度などについてお伝えします。
また、検索順位チェックツールとして、必ず競合する「GRC」との比較についてもガチンコで比較しています。
これを読めば、あなたが、検索順位チェックツール「Rank Tracker」と「GRC」のどちらを選んだら良いのかが分かります。
検索順位チェッカー Rank Trackerの無料ライセンス
Rank Trackerは、料金を払わず、無料でも利用することができます。
無料で使う場合について、簡単に説明すると、
Rank Trackerの解説画面を下の方にスクロールしていくと、
ユーザーのコメントが書いてあって、
その下（画面最下部）に、『無料でRank Trackerをお試しになりますか？』と表示が有ります。
読んでみると、
ポイント
クレジットカードの登録も不要だし、名前とメールアドレスを登録すれば、無料ダウンロードして使えます。
じゃあ、無料ライセンスでいいじゃん！
となりますが、世の中そう甘くはありません。
では、無料ライセンスと有料ライセンス、何が違うのか？
ここから先がポイントです。
詳しくは、次の項目で各プランを比較しながら、細かく見ていきましょう。
検索順位チェッカー Rank Trackerの料金プラン
ポイント
最初に結論を書いてしまいますが、個人で運営している方には、Rank Trackerの有料プラン『プロフェッショナル版』で十分です。
なぜなのか、各料金プランの違いについて見ていきます。
表に、できることや特徴、違いなどをまとめると、
| プラン名 | 料金 | できること/特徴 |
| 無料 | 無料 | ・各種検索エンジンでの順位トラッキング ・競合他社の順位トラッキング1社のみ ・ランキング履歴・キーワードが保存出来ない |
| Professional | 149ドル/1年間 | ・競合他社の順位トラッキング5社のみ ・データ保存数無制限 |
| Enterprise | 349ドル/1年間 | ・競合他社の順位トラッキング10社まで可能 ・CSV形式などでのデータエクスポートが可能 ・PDF形式などでのレポート保存/送信が可能 |
注：もちろん、下位プランで出来て、上位プランで出来ない機能は無いので、表の中では省略しています。
ポイント
・無料版では、ランキング履歴・キーワードが『保存出来ない』ので、1回1回ツールを開くごとに登録しなければならず、実用には全く使えません。
・「Professional」版と「Enterprise」版の違いを一言で言うならば、社内やチーム、時には顧客と、データ共有やレポート報告がし易い機能が、付いているか否かとなります。
「Professional」版でも、クリップボードへのコピーは可能なので、個人レベルでブログやサイトを運営しているという方は、「Professional」版で十分でしょう。
一方で、個人でも法人化して、他者やチームと協業してサイトを運営している、また、サイトSEOのコンサルタントをしているなどの人は、データ共有しやすい点から、「Enterprise」版の方を選んだほうがより使いやすいと思います。
選ぶライセンスを間違いやすいので注意！
さて、個人レベルなら「Professional」版を選べば十分なことが分かりました。
では具体的には、どうやって購入したらいいのでしょうか？
しかし、中には『選ぶライセンス』を間違って、より高額な料金を払ってしまう人もいるようなので、注意が必要です。
そのプランというのがこちら。
先ほどは、「Professional」版が年間「$149」でしたが、今度表示されているのは年間「$299」。
つまり年間で『$150も違い』ます。（為替レート、1＄＝110円で、16,500円も違ってしまいます。）
先ほどのプランとの違い、分かりますか？
注意ポイント
「Rank Tracker」は『SEO Power Suite』という総合SEO対策ソフト（パッケージ）のなかに組み込まれているソフトのうちの一つなんです。
『SEO Power Suite』の中には、「Rank Tracker」と、Website Auditor、SEO SpyGlass、Link-Assistantの4つが含まれて構成されています。
検索順位チェックツール以外にも、総合的にSEO対策する人は、『SEO Power Suite』総合SEO対策ソフトを検討してみても良いかもしれません。
しかし、検索順位チェックだけであれば、「Rank Tracker」ひとつで事足ります。
選ぶライセンス（プラン）を間違わないように注意して下さい。
間違わないためには、
トップ画面から、
そのまま【注文】のボタンを押すと、先ほどの『SEO Power Suite』の画面に行ってしまうので、
そうではなくて、一度赤枠の「Rank Tracker」の部分を押すと、
違う画面に移動するので、
「無限のランクトラッキング」と書かれていて、Rank Trackerに関する画面なんだなということを確認してから、注文ボタンを押すと、
Rank Trackerの料金表にたどり着くので、これで間違うことは無くなります。
プラン名の上にもアイコンと共に「Rank Tracker」って書かれています。そこをチェックしてから購入すれば、大丈夫です。
検索順位チェックツールおすすめは？他社製との比較
世の中には、他にも検索順位チェックツールはいくつもあります。
それら、他社製の検索順位チェックツールと「Rank Tracker」を比較してみましょう。
この中には、「総合SEO対策ツール」の機能の一部として、順位チェックツールが入っている場合もあるので記載内容には注意して下さい。
| ツール名 | 料金 | 登録可能キーワード数 | 自サイト（プロジェクト）の登録可能数 | 競合サイトの登録数 | 備考/注意点 |
| GRC （ベーシックプラン） | 4950円~/1年間 | 500キーワードまで。 ・キーワード数、無制限プランは、24,750円/1年間掛かる（アルティメットプラン） | 5つまで | 登録不可 | ・国産ツール ・Windowsユーザーのみ利用可。Macユーザーは使えない ・競合サイトのキーワード抽出は出来ない。順位チェック機能のみ。 |
| MIERUCA （ミエルカ） | 15万円~/1ヶ月 | 詳細不明 | 詳細不明 | 詳細不明 | ・国産ツール ・総合SEO対策のための分析サービスの提供（完全に企業向け） |
| ahrefs （ライトプラン） | 99ドル/1ヶ月 | 500キーワードまで。上位プラン「スタンダード」では1500個まで可。 | 無制限 | 5つまで | ランクトラッカー機能の他に、サイト監査やキーワードエクスプローラーなどが含まれた総合SEO対策ツール。ツール個別での購入不可 |
| Moz | 99ドル/1ヶ月 | 300キーワードまで。 | 3つまで | 不明 | 総合SEO対策ツール。 |
| Rank Tracker （Professional版） | 149ドル/1年間 | 無制限 | 無制限 | 5つまで | 『SEO Power Suite』で総合SEO対策も可能。ツール毎に個別購入が可能 |
Macユーザーは、GRCが利用できないので、必然的に個人レベルで利用できる検索順位チェックツールは、Rank Tracker（Professional版）を選ばざるを得ないと思います。
しかし、Windowsユーザーでも「GRCではなく」、Rank Trackerを選ぶメリットは数々あります。
注意ポイント
GRCでは、純粋に順位チェックしか出来ません。しかも最安プランのベーシックプランでは、たった500個までしかキーワードを登録できず、
もし、キーワード数無制限のアルティメットプランを利用する場合は、Rank Trackerよりも高額な「24,750円/1年間」が掛かってしまいます。
特に、複数サイトを運営していると、登録できるキーワード数は、多いに越したことは有りません。
ポイント
例えば、「1つの記事で3つのキーワード」を狙うとして、500キーワードまでだと、1サイトでも167記事書いた時点で制限が掛かってしまいます。
そのペースで300記事を書くと、1つのサイトだけで900キーワードになってしまいます。
もし、サイトが3つも有ったら、900キーワード×3サイト＝2700キーワードですよ。
登録できるキーワード数「500個」がいかに少ないか「感覚的に」何となく掴めましたか？
また、GRCで表示されるGoogle件数とかYahoo件数と呼ばれるもの（＝以下画像の赤枠部分）は、そのキーワードに関して書かれているサイトの登録数なんだと思いますが、
1万件あろうが1000万件あろうが、正直言って、何の意味もありません。
それよりも、「検索ボリューム」を表示してくれる方が、何位を取ったらどのぐらいアクセスが見込めるのか推定できるので、「検索ボリューム」を表示してくれる方がよっぽど大事です。
Rank Trackerなら「検索ボリューム」を表示してくれます。
さらには、キーワードプランナー機能まで付いていて、
指定したキーワードの関連キーワードを抽出してくれて、検索ボリューム（検索数）はもちろん、そのキーワードで1位を獲得した場合の予想集客数（訪問数）まで知ることが出来ます。
やはり、性能とコスパのバランスから言って、検索順位チェックツールとしておすすめのツールは、「Rank Tracker」になります。
参考までに、何位を取ったら、どのぐらいアクセスが見込めるのかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。ハッキリ言って、10位以内に入るのと10位圏外ではアクセス数が全く違うことが理解してもらえるはずです。
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補足事項として、個人向けだけでなく、企業向けや大規模サイト向けの「SEO総合対策ツール」も含めて知りたい場合は、こちらのサイトが概略を掴むのに役立つと思います。
参考リンク：IT review「SEOツールの比較・ランキング・おすすめ製品一覧」
検索順位チェッカー「Rank Tracker」を競合ツール「GRC」とガチンコ比較
順位チェックツール、価格や機能なども考慮して、個人ユーザーが選べる現実的な選択肢としては、国産の「GRC」と海外製の「Rank Tracker」のほぼ2択になると思います。
ここでは、順位チェックツール、国産の「GRC」と海外製の「Rank Tracker」とで、それぞれできることと、出来ないことをガチンコで比較してみます。
先ほどは、「GRC」最安値の「ベーシックプラン」で比較しましたが、
今回は、料金がほぼほぼ近い、「GRCエキスパートプラン」と「Rank Tracker（Professional版）」を比較しました。
| 項目 | GRC（エキスパートプラン） | Rank Tracker（Professional版） |
| 値段 | 14,850円/1年間（年払い） | 149ドル（≒16,390円）/1年間 |
| 対応OS | Windowsのみ対応 | Windows/Mac/Linux |
| キーワード登録可能数 | 50,000 | 無制限 |
| 競合分析 | 競合分析の機能無し | ・ドメインの競合分析 ・キーワードの競合分析 ・競合サイトの検索流入記事確認 ⇒競合サイトのキーワードを丸裸にできる |
| キーワードプランナー | 機能無し | 表示可能 |
| 検索ボリューム（検索数） | 表示不可 | 表示可能 |
| スマホ順位取得 | ライセンスが2つ必要（料金が2倍に） | 標準で可能（検索エンジンを追加するだけ） |
| Googleツールとの連携 | 連携不可 | Analytics、Search Consoleなどと連携可能 |
このように、明らかに『性能差が有る』のがハッキリとしました。
もし、GRCを利用するならば、小規模サイトで1サイトしか運用しない場合は、
キーワード数「500個まで」で十分だから、GRC（ベーシックプラン）を価格4950円/1年間で購入するのは、順位チェックツールの【導入編】としてはアリかもしれません。
しかし、後に、結局「Rank Tracker」を購入することになるぐらいなら、最初から「Rank Tracker」を購入してしまった方が後悔しなくていいと思います。
あと地味なコトですが、結構大事なポイントについて。
注意ポイント
GRCは、月払いはクレカなどで支払い可能ですが、月払いに比べて2か月分も料金がお得になる年払いプランでは、なぜか「銀行振込」だけなんです。
今時代に、え？という感じです。（事実なのか確認したい方は、こちらGRCのライセンスについてをチェック）
まとめ。検索順位チェックツールは「Rank Tracker」がおすすめな理由
最後に、検索順位チェックツールは、「GRC」よりも「Rank Tracker」を選ぶべき理由について、簡潔にまとめます。
Rank Trackerを選ぶべき理由
- MacやLinuxユーザーでも利用可能
- キーワードの登録数が無制限
- Google Analyticsなどとの連携も可能
- 検索ボリュームが表示可能
- キーワード提案機能付（キーワード調査にも使える）
つまり、Rank Trackerは、「単純に、記事を書いて順位を計測するだけでなく」、
メモ
①記事を書く準備段階で、キーワード調査にも利用でき、
②特定キーワードの競合調査も可能。
③記事を投稿したら、順位チェックして動向を追跡、リライトに生かす。
という一連の流れをこのツール1つで、ほぼ完結することが可能です。
結論
順位チェックツールならコレ
Rank Tracker※全ユーザー選んで間違い無し。特にMacユーザーはこれ1択！
検索順位チェックツールGRC※Windowsユーザーで、とりあえず安く順位チェックをしたい人向け
Rank Trackerの使い方【初期設定編】については、こちらの記事で詳しく【初心者向け】に解説しているので、使いこなせそうか心配な方は、確認しておくといいと思います。
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Rank Trackerに関する画像引用元：Link-Assistant.com
こちらの記事も併せてご覧下さい。
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