これまで数回にわたり、初心者向けに、サイトやブログで稼げるのか?とか、Google検索順位が10位と11位でどれだけアクセス数に違いが出るのか等、結構大事なコトをお伝えしてきました。
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今回は、『WEBサイトを公開しました。の前に計画を立てる重要性とUber Suggestの活用法』と題して、サイト立ち上げ前に「計画を立てる重要性」と、検索需要&競合調査ツールの「Uber Suggest(ウーバーサジェスト)」の活用法についてお伝えします。
あなたがサイト運営を個人や副業でしたい目的(ゴール)は何?
さて、あなたは現在、どういった内容のどのようなコンセプトのウェブサイトを作ろうか、決まっているでしょうか?
それは、趣味の「ほにゃらら」について思う存分語るサイト?家族やペットとの日常をつづるまさに「ブログ(WEB日記)」?株や投資などについての情報サイト?
色々と考えられると思います。
また、企業のサイトであれば、自社製品の購入やお問い合わせに繋げるといったことが目的でしょうか?
一番大事な事なので、ここでまずハッキリさせておきましょう。
ポイント
あなたがWEBサイトやブログを始める目的は、何ですか?
そして、お金を稼ぐことを目的としますか?
そのサイトの目標(ゴール)は何ですか?
ここをハッキリさせることで、サイト運営の目的・方法、そして多少なりともお金を掛けるのかが全部変わってきます。
メモ
①完全に趣味や日常のことについて発信したい。つまり「承認欲求」を満たしたいだけで、収益は関係ない。⇒無料ブロブでもフェイスブックやインスタグラムなどSNSでもOK
②人に役立つ情報を発信しながら、収益を得ていきたい⇒独自ドメインでブログを運営する
③自社製品の購入は元より、もっと知ってもらいたい。ブランドイメージを上げたい
それこそ、①ならば、現代では無料で始められるアメブロなどの無料ブログもありますし、各種SNSも無料で使うことが出来るので、インターネット上で情報を発信するのにお金は全くかからず、0円でスタートして、年間の運営コストも0円で続けていくことが出来ます。
②の人の役に立つ情報を発信して副業としてお金を稼ぎたい。大いに結構です。
③の企業の場合は、直接的にお金に結び付かなくとも、ブランドイメージ、認知度の向上など広告的要素が強くなる場合もあります。
個人でも広告収入が得られる時代到来
世の中無料ほど、怖いものは無いでしょう?
なぜなら、それはあなたの所有であるようで、あなたのモノではないからです。
つい最近でも有りましたよね?
無料ホームページサービス「ジオシティーズ」が2019年3月末で終了、1997年日本法人設立から20年以上も続いていたサービスが終了。
そして、後を追うように無料ブログサービス「Yahooブログ」も、2019年12月にサービスを終了。
これによって、サービスを移行しないユーザーを中心に、膨大なネット上の情報が二度と見られない状態に。
ネット上の貴重な『遺産が失われた』とまで言われました。
なぜこのような流れになってきているのでしょうか?
簡単な話です。
地上波テレビなども無料で放送していますが、そのテレビ局の収益源て何でしょうか?CM料などの広告収入です。
でもここ最近では、どうでしょうか?個人でもYoutubeなどで発信する人が増え、個人でも広告収入が稼げる時代。
しかも、有名Youtuberにもなると、年収数千万円~億単位も稼げる時代になってきています。
そうです、大手マスメディアから、個人や中小事業者にシフトしてきている時代なので、今は弱者にもチャンスのある時代です。
ネット上の世界も同様です。
ひと時代前は、無料でブログやネットサービスが使えるからと、みんなこぞってそちらに殺到し、無料ブログサービスなどが強大な力を持ち、広告収入を独占していた時代です。
しかし、ここ数年で、自分の独自ドメインでサイトを運営し、自ら広告収入を得る人が激増しているのです。
これからの時代は、まさに自分自身の放送局、オウンドメディアを持って情報発信していく「全人類総情報発信」時代に突入してきているのです。
それを手軽にしているのがまさにSNSの台頭です。
このように、個人でも広告収入を得られるようになってきている変化に気付いて下さい。
無料ブログと独自ドメインでのブログの違い
さて、話がちょっと脱線してしまったので、話を戻すと、
そう「無料ブログ」と「独自ドメイン」で運営するブログの話でしたね。
今から、わざわざ無料ブログを始めるメリットはありません。
なぜなら、無料ブログには、色々な制限があるからです。
ポイント
①独自に広告を貼ることができないプラットフォームも多い
②アフィリエイトを貼ったり、商用利用が不可の場合が多い
③ドメインを引き継ぐことが出来ない(転送サービスは有り)
④サービス提供者側の一方的な理由で強制終了
などなど様々あります。
そりゃそうですよね。無料ブログの運営側からしてみれば、自分のところのサービスを使ってもらうことで広告収益をガッポリ儲けようとしているのですから、あなたにその収益を横取りされたくない訳です。
そして、一番のリスクが、最終的には、そのサービスの収益性が悪化したり、サービス維持が保てなくなってきたら、勝手に強制終了ですよ(怒)!
あなたが作り上げてきたサイトが闇に葬られるわけです。
独自ドメインメリットとDA(ドメインオーソリティー)
無料ブログの場合、閉鎖時に、移行や転送サービスが提供されるとしても、
何よりも致命的なのが、独自ドメインを取って新たにサイトを始めると、DA(ドメインオーソリティー)またはドメイン年齢と呼ばれる、つまり「運営年数が0から」スタートになってしまうんです。
赤ちゃんの誕生と一緒です。
ネット上には、無料ブログでそれなりに集客出来てPV数もかなりあったサイトが、独自ドメイン取得してサイトを移行(リダイレクト)すると、アクセス数が急激に減ってしまったという悲しい事例がたくさん紹介されています。
DA(ドメインオーソリティー)とは?と調べ方
ポイント
DA(ドメインオーソリティー:日本語に訳すとドメインの「権威性」または「ドメイン年齢」という)は、サイトの強さ、信頼性などを測る指標です。
ちなみに経過年数で測るものではなく、年数だけ経ってもDAが低いサイトもあります。
この、DA(ドメインオーソリティー)またはドメイン年齢、有名なサイト調べてみて下さい。
調べ方は、様々な方法(ツール)がありますが、後ほど使い方を紹介する、「Uber Suggest(ウーバーサジェスト)」を使って調べることも出来ます。
このように、Youtubeは「DA100」、
AmazonやYahooなどで「DA93や94」とかです。
DA(ドメインオーソリティー)のマジック?
そしてここからがポイントです。例えば、仮に、内容が全く同じ記事(記事内容から文字数まで一言一句同じもの)を書いたとします。
この記事を「DA94」のサイトと、「DA0」のサイトで公開したとしましょう。
すると、全く同じ内容なのに、確実に「DA94」のサイトがGoogleに上位表示されるわけです。
極端な例を出すと、同じテーマに関して、
中身のない薄い内容の記事を「DA94」のサイトが投稿した時と、
中身の濃い素晴らしい内容の記事を「DA0」のサイトが投稿した時では、
なぜか「DA94」のサイトの記事が上位表示されてしまうんです。
仕事を大してしていない窓際族の中高年でも、高い給料をもらえる年功序列と同じことが起こるのです。
当然、多少の下剋上は起こっていますが、圧倒的な差があるとこうなってしまうのがGoogle検索の現状です。
だから、あなたも早くサイトを立ち上げてドメイン年齢を上げ、価値を高める必要があるのです。
戦略なき、ビジネスは有り得ない!
転職したことある方なら、良く分かると思いますが、次の就職先を考える時、
あなたの強み、今までの経験、市場価値、独自性などを考慮して、
次どのようにするか考えますよね。
これと同じことで、新たなサイトを立ち上げる時、あなたがもし収益を得たいというビジネス目線で捉えるのならば、
どこの分野で戦っていこうか、どうやったら収益を得ることができるだろうかと考えるのは、すごく当たり前で基本的な事だと思います。
仮に、あなたが脱サラして、ラーメン屋を開業すると仮定した場合、
まず、そもそもラーメンを作った経験がなければ、有名店で下積みをしてからとか、
実際店を出す計画段階になっても、味にどんな特徴を出そうか、お店の内装やサービス、接客などの店舗運営コンセプトはどうするか、お店の立地はどうするかなど様々な戦略を立ててから、スタートするはずですよね?
何も考えずに、ただ漠然と始めたら、あっという間にお店は潰れてしまうでしょう。
それと同じように、サイトを立ち上げるに当たっても、戦略(サイト設計)は必要なんです。
どの分野に参入するのか?その場合の強豪はどうなってるのか?自分がシェアを取れる可能性はあるのか?
強豪だらけで勝ち目のない所に、負けるの分かっていてわざわざ参入しないですよね。
出来れば、ほとんどの人がまだ気づいていない、新しい分野やニッチなサービスなど、ブルーオーシャンに飛び込んでいけば先行者利益を得ることが出来ます。これを「ブルーオーシャン戦略」と呼んでいます。
対して、血で血を洗うような競争が激化している分野を「レッドオーシャン」と言います。
ラーメン屋なんかは、「レッドオーシャン」の典型ですね。
ラーメン屋の場合、新規開業後3年経って生き残っているのは、新規開業した全体のうちのたった30%しか無いそうです。
参考:人類みな麺類を創りあげた松村が語るラーメン経営「ラーメン屋の閉店理由・廃業率がヤバい!経営の難しさを現役が解説」
市場調査と強豪調査(競合調査)の重要性。「Uber Suggest(ウーバーサジェスト)」の活用法
サイト設計をする前段階で、最も重要なのが市場調査及び強豪調査です。
あなたがもし、ペットが好きでペットに関するサイトを作りたいとします。
この時、幅広く「ペット」全体の市場で勝負したいとしても、それでは、かなり幅広くなってしまいますし、ペットショップやブリーダーなど強豪は多いでしょう。
一方、ペットでも「犬」に絞り込んでいけば、あなたに犬の知識や情報が豊富なら、犬に関して書いていけばそれなりに集客することは出来るでしょう。
但し、一方で、あまりにもニッチ過ぎてもいけません。
例えば、同じ犬でも『日本での年間登録頭数たったの10匹前後』という「ファラオハウンド」という犬について特化して書いても、ニーズがどれだけあるでしょうか?
名前すら聞いたことない人のほうがほとんどでしょう。
このように、どこの分野、どの程度のニーズがあることについて書くのかは、Googleからの検索ニーズを考える上で非常に重要です。
それこそ、ニーズのないキーワードでいくら頑張って書いたところで、そもそも検索すらされないので、人が来ることは一向にありません。
SNSで地道に集客しようと思うのなら別ですが...
ここで市場調査である「月間検索PV数」の調査がまず必要です。
Google Adwords(グーグルアドワーズ)というツールでもある程度は分かりますが、
無料プランでは、「月間検索PV数」がある範囲を持ってしか表示されません。
例えば、実際には580PVあるキーワードだとしても、表示結果は「100~1000」という様にぼかしてしか教えてくれません。
また他にも、以前に紹介した「aramakijake」や「ラッコキーワード」などもありますがやはり無料ツールでは、調べるにも制限や限界があります。
そこで登場するのが、キーワード調査ツール「Uber Suggest(ウーバーサジェスト)」です。
「Uber Suggest(ウーバーサジェスト)」の凄い所は、検索需要である「月間検索PV数」を調べるだけでなく、競合調査も一緒に出来てしまう点です。
無料でも使えますが、1日に検索できるキーワード数が「たったの3回まで」に制限されています。
一報、有料プランを購入すれば、検索回数無制限になるので、思う存分キーワード調査が出来ます。
2021年7月現在の価格は、一度だけの買い切り価格(永年使用ライセンス)でUS$120(約13,200円)です。
詳しい使い方は、別記事で紹介しますが、
ちょっとだけお見せしましょう。
先ほど紹介した「ペット」で検索してみましょう。
「ペット」というキーワードでは、月間の検索需要が「74,000」もある事が分かります。
そしてこの時、上位に表示されているサイトが順位ごとに並び、
どんな内容の記事がランクしているのか、そのときの流入見込み数まで、詳細が分かります。
次に、少し絞り込んで「ペット犬」となると、
月間の検索需要が「2,400」である事が分かりました。意外と思っていより少ないかも。
そして、先ほど、日本での年間登録頭数たったの10匹前後という「ファラオハウンド」という犬種についてはどうでしょうか?
ニッチ過ぎて検索見込みが全く無いと思いますが、果たして?
なんと、月間の検索需要が「1,000」もありました。
意外にも犬好きには知られているのか、「え!そんなにみんな検索しているの?」というほどかなり多い結果となりました。
希少性や飼うためのハードルが高くて、犬の登録数自体は少ないけれども、みんな興味はあるという事実がこれで判明しました。
めちゃくちゃ意外な結果です。私は月間100PV以下(超スモールワード)かと思っていた。
このように、ツールを使うと、個人的な思い込みなどを排除して、客観的に数字で検索需要を押さえることが出来ます。
なお、サイト運営開始後に記事を追加していく上でも、どのみちキーワード調査&強豪調査は必要となるので、サイト計画段階で買ってしまっても損はしません。
また、では「ファラオハウンド」で1位を獲得しているサイトがどのようなサイトなのか見てみましょう。
クリックすると、サイトの詳細が出ます。
なんと月間62万PVしかもDA77の大型サイト(脚注:ここで表示される月間PV数については、自分の運営しているサイトをツールにかけた「推測数」と実際の「実測数」を比較すると乖離しているので、実際はこの数字の2~3倍はあると考えるのが妥当)、
つまり余裕で100万PV越えの、サイト名からして、犬専門の情報サイトだと推測できます。
さらには、このサイトが、他にどんなキーワードでアクセスを集めているのかまで詳細に分かってしまいます。
ポメラニアン、ゴールデンレトリーバーなどの犬種がやはり並びますね。それだけ大規模で犬に関する情報の網羅性が高いサイトなんでしょう。
ついでに、キーワード「ファラオハウンド」で10位以内のサイトをざっと見てみると、
赤枠内に書かれている通り、トップ10の平均DAが50ということが分かり、強くてダメじゃんと思うかもしれませんが、9位(青枠で囲ったところ)を見て下さい。
DA11のサイトがランクしています。
もしかしたら、記事の内容次第では、新規で立ち上げたあなたのサイトでも10位以内に食い込める可能性があるかもしれません。
このような事を調べつつ、どの分野の、どのキーワードを狙い撃ちにしていくかを決めるのがサイト設計及びキーワード調査なんです。
皆さんも、とりあえず無料でしかも日本語で利用できるので、
「Uber Suggest(ウーバーサジェスト)」の公式サイトで使ってみて下さい。
最後にまとめ
今回紹介したことをしっかりと実践してからサイトを立ち上げれば、サイト立ち上げ初期はもちろんの事、その後の成長過程の早い段階で、サイトでの下剋上を勝ち取ることができるでしょう。
「Uber Suggest(ウーバーサジェスト)」の公式サイトはこちらです。
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